税理士が書いた所得税のコラム16

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災害や盗難などで資産に損害を受けたとき

災害や盗難などで資産に損害を受けたとき

今回は、災害等で資産に損害を受けた場合の所得税についての話題です。

 

今回の大震災では、多くの方が自身が所有する資産に損害を受けたと考えられます。ではこのような場合、所得税ではどのような取扱いをしているのでしょうか。

 

所得税では、災害又は盗難若しくは横領によって、資産について損害を受けた場合等には、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを雑損控除といいます。

 

雑損控除を受けるための適用要件

資産の所有者が次のいずれか納税者または、納税者と生計を一にする配偶者やその他の親族で、その年の総所得金額等が38万円以下の者。

 

損害を受けた資産が生活に通常必要な住宅、家具、衣類などであること。(事業用の資産や別荘、書画、骨とう、貴金属等で1個又は1組の価額が30万円を超えるものなどは当てはまりません。)

 

つまり、事業用の資産・ぜいたく品と考えられる別荘等については、雑損控除の対象ではないので注意が必要です。